「カトリック軽井沢聖パウロ教会」です。
旧軽井沢にある「聖パウロ教会」は、1935年(昭和10年)にイギリス人のウォード神父によって設立された教会です。建物の設計は米国建築学会賞を受賞したアントニン・レーモンドが担当しました。
建設には、日光東照宮を手がけた宮大工を招き、家具デザイナーとして後に世界的に名を馳せるジョージ・ナカシマも設計と家具製作に参加しています。
簡素でありながら、素朴な美しさを持つ建物が軽井沢の自然の中に溶け込みます。
教会を管轄するカトリック横浜司教区は「カトリック軽井沢教会」を正式名称とし、「カトリック軽井沢聖パウロ教会」とも表記します。「聖パウロカトリック教会」「軽井沢聖パウロ教会」など、いろいろな呼び方がありますが、一般的には略称の「聖パウロ教会」で通っています。

教会入口に立つ「聖フランシスコ」の像です。イタリア半島中部ウンブリア地方のアッシジで生まれた聖フランシスコは「アッシジの聖フランシスコ」と呼ばれて、フランシスコ会の創設者として知られるカトリック修道士です。
旧軽井沢銀座から一本北側の「水車の道」と「教会通り」が交わる所にあり、軽井沢の自然に溶け込むように建てられた美しい木造の礼拝堂は、町の歴史的建造物のひとつとして知られています。
この教会は信者でなくとも誰でも礼拝することが出来ます。中に入ると、森林の中から木漏れ日が差し込んでくるような、木の温もりと柔らかな光に包まれます。
軽井沢の静けさを室内で表現したような、心落ち着く場所を提供してくれます。
1960年代に当教会では、信者ではない人々にも門戸を開いて、一般の結婚式を受け入れ始めました。芥川也寸志、林隆三、森山加代子、吉田拓郎と四角佳子(六文銭のメンバー)など多くの著名人が挙式しています。1972年に西郷輝彦と辺見マリの結婚式がテレビ中継されたことにより「軽井沢で結婚式」というイメージが一般に定着しました。かくいう私も、ちょうど50年前の6月1日にこの教会で挙式をしていただきました。懐かしい場所です。
この教会は堀辰雄や川端康成、遠藤周作など多くの文豪たちの作品にも登場します。
秘密基地に行くような階段がありました。すべて木製で、おしゃれです。
その上を見上げてみると、大きなパイプオルガンが置かれていました。写真右下が階段です。
できることなら半日くらいずっと椅子に座っていたい教会です。
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使用カメラ:Nikon Z7 レンズ:NIKKOR Z 24-120mm F4 S