鎌倉市にある大船フラワーセンターで咲いているアセビの花です。

アセビ(馬酔木)は、ツツジ目、ツツジ科、アセビ属の常緑性低木です。
漢字で「馬酔木」と書かれるように、有毒成分が含まれることから馬が葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木というところからこの名がついたとされています。(諸説あり)

花期は3月から5月頃で、早春になると枝先に10 cmほどの房になった円錐花序を垂らし、白やピンクの壷状の花を多数咲かせます。
本種は白色の花です。園芸品種でピンクの花を咲かせる「アケボノアセビ(ベニバナアセビ)」は、その華やかな花色から人気があります。

日本が原産で、学名の Pieris japonica の Pieris はギリシャ神話に登場する女神です。アセビを英名では「Japanese andromeda(ジャパニーズ アンドロメダ)」といいます。ギリシャ神話のエチオピアの王女アンドロメダが、国を救うために怪物の生け贄となって、英雄ペルセウスに救われたという逸話に由来し、他者のために尽くす献身や犠牲の象徴とされています。
そこから花言葉は「犠牲・献身」、あるいは白く可憐な花の姿から、純粋で無垢な心を表す「清純な心」などがあります。有毒成分を含むことから「危険」という花言葉を持つこともお忘れなく。


美しい花の姿と神話的背景、そして毒性という要素が組み合わさった、神秘的な花でもあります。
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使用カメラ・レンズ:Nikon Z7 NIKKOR Z 24-120mm F4 S